医療支援
台湾は世界トップクラスの国民皆保険制度(全民健康保険)を誇り、ゴールドカード保持者として、あなたとご家族は当然利用する権利があります。健康保険カード(NHI)を提示するだけで、全国各地で低料金かつ質の高い医療を受けることができます。( こちら で全民健康保健制度について詳細をご覧いただけます)
健康保険カード
健康保険カードの取得方法
台湾で雇用されている場合、雇用主が健康保険の加入申請をします。配偶者やお子さんの詳細情報を雇用主に提供してください。
雇用されていない場合、台湾に連続して6ヶ月居住(30日未満の出国が1回のみの場合を含む)していれば、直接ご本人が最寄りの健康保険署に申請することができます。この手続きは台湾在住者であれば誰でも同じです。
健康保険カードは通常1~2週間ほどで郵送されてくるため、登録した住所が最新であることを確認してください。また、ご自分が直接カウンターで受け取ることもできます。
カードを受け取るまでの間、臨時健康保険証明書が提供され、その期間中に使用することができます。
台北では、国立台湾大学病院の隣にある衛生福利部健康保険署台北業務部(健保ビル:下記住所参照)で申請することができます。台北駅M8出口から徒歩2~3分で到着し、1階で番号札を受け取ったら、スタッフが案内してくれます。
持参するのはゴールドカード、パスポート、200台湾ドル、2インチの写真です。尚、携帯電話での撮影(背景がきれいで、帽子を外し、顔がはっきり見えるもの)も有効で、スタッフがカウンターで写真ファイルの送信先メールアドレスを提供してくれます。
100008 台北市中正区公園路15之1号
開庁時間:午前8時30分〜午後5時30分(昼休みなし)
台北以外については、 こちら で最寄りのサービスセンターをお探しください。
私の配偶者や子供は健康保険カードを取得できますか?
はい。配偶者や未成年のお子さんが居留証を取得した場合、ゴールドカード保持者の家族として健康保険カードを申請することができます。もしすでにゴールドカード保持者ご本人が健康保険カードを取得している場合、資格審査を待つことなく、直接、健康保険に加入する権利が与えられます。
速やかに、ご家族の情報を雇用主に提供し、保険申請してもらいましょう。ただし、短期滞在ビザを持つご両親はこの資格を満たしていませんので、ご注意ください。
どんな支払い方法がありますか?
台湾の企業に雇用されている場合、健康保険料は毎月の給与から自動的に天引きされます。
それ以外の場合、2ヶ月ごとに請求書がご自宅に送られてきますので、コンビニ払いや銀行口座から自動引き落としを選択できます。
病院・クリニック
軽い症状や初期検査の場合、身近な診療所・クリニックに行きましょう。専門治療(手術や入院など)が必要な場合や、重症または救急医療を要する場合は、直接、病院に予約が可能です。
病院は以下の3種類に分かれています:
- 地区病院 – 多数の診療科目があり、救急対応や手術が可能です。
- 地域病院 – 地区病院に比べ、より大きな規模で、より多くの診療科目を備えています。
- 特定機能病院– 最も最先端の医療機関であり、上記病院以上の医療設備や、がんや希少疾患の治療に特化した高度な医療機器を有し、独自の研究部門を備えています。
英語対応については病院ごとに異なり、個々の医療スタッフの言語能力に依存します。下記のリンクは、英語が堪能な医療スタッフが多い病院のリストになります。
また、健康保険未加入患者向けの国際医療部門もあり、スタッフは英語が堪能です。
推奨病院とクリニックのリスト /または こちら にご覧ください。
台湾に長期滞在する予定がある場合、民間の医療保険に加入することをお勧めします。健康保険の給付は多岐にわたりますが、一部の医療費用は自己負担する必要があります。
民間の医療保険は、加入プランによっては、入院費用や一部の自費薬剤、手術代などをカバーしてくれます。