銀行・金融支援
初めて台湾に来た外国人(就業ゴールドカード保持者を含む)の場合、銀行口座を開設するのに少なくとも半日必要です。
開設すると、友人や販売業者への送金、水道、電気、ガスな料金などの自動引き落としや、オンラインショッピングなどが可能になり、台湾での生活の利便性が大幅に向上します。
口座開設
現在、外国人は台湾のほとんどの銀行や郵便局で口座を開設できます。多くの銀行は、バイリンガル、手話、さらに多言語サービスも提供していますので、ご自宅や勤務先から近いバイリンガル対応の支店を見つけて口座を開設すれば良いでしょう。
口座開設する際に、台湾ドル口座と外貨口座の両方を開設することをお勧めします。また、頻繁に取引する海外口座を登録しておくと、今後の国際送金がより便利になります。銀行口座の開設方法や国際送金に関する情報については、以下のリンクをご参照ください。
クレジットカード
4行( 台湾銀行 、 兆豊銀行 、 華南銀行 、 第一銀行 )の政府系金融機関では、ゴールドカード保持者が簡単にクレジットカードを申し込むことができます。クレジットカード申請に必要な書類については、以下のリンクをご参照ください。
ワンストップサービス(英語のみ)
近年、マネーロンダリング対策や国際標準の租税条約に関する規則が、ますます厳しくなっていることから、世界中の銀行は「KYC(本人確認)プロセス」を厳格化しており、台湾の各銀行も積極的に協力しています。
国内の金融機関が犯罪集団によるマネーロンダリングに悪用されるのを防ぐため、内外の関係機関や団体との連携を強化し、マネーロンダリング対策に取り組んでいます。
その結果、外国人利用者は口座開設手続きが長引いたり、オンライン取引が制限されたりしています。
このような状況に対処し、多くの台湾在住外国人の金融ニーズに応え、銀行サービスを最適化するために、2023年、就業ゴールドカードオフィスは国家発展委員会および金融監督管理委員会と協力し、国内の各銀行とその外国人利用者向けに、英語での「ワンストップサービス」を導入しました。
これにより、外国人利用者は台湾ドル口座を開設する際、外貨口座の開設、キャッシュカードやクレジットカードの申請、ネットバンキングの利用、利用口座登録などのサービスをワンストップで完了することができます。
「ワンストップサービス」の詳細については、以下のリンクをご参照ください。
所得税の申告 台湾の課税期間は1月1日から12月31日までで、所得税の申告と納付は翌年の5月1日から5月31日までに(5月31日が休日の場合は、その翌営業日に延長されます)行う必要があります。
就業ゴールドカード保持者には台湾滞在日数の制限はありませんが、滞在日数は税額計算に影響します。
また、ゴールドカード保持者として初めて台湾で働く場合、年収が300万台湾ドルを超える部分について、最初の課税年度から5年間、半額の免税を受けられます。
国税局では英語と日本語による無料の税務相談サービスを提供しています。 電話番号:(02)2311-3711(内線1116)
詳細については国税局の ウェブサイト(日本語) をご参照ください。